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STEM Racing とは?

STEM Racing とは、レギュレーションに沿った車を作り、速さを競う国際的なSTEM大会です。
普段教室でしか勉強をしない数学や物理を実践的に学ぶことでSTEM分野の科目により興味を持ってもらおうと始まった大会です。
車の速さだけでなく、マーケティング、車の設計のプロセス、プロジェクトマネジメント、環境への配慮などが総合的に評価され、どのチームも世界大会への渡航費や車の製造費などの費用はスポンサーを募るなどをして賄います。

大会規模

9歳から18歳までの学生が参加することができ、2023年の世界大会は33カ国68チームが参加しました。100チーム以上が参加する国内大会を勝ち抜いて出場をしている国のチームもあります。
FIAやDenford、Aramcoなどの大企業が後援しており、毎年F1グランプリと同国、同時期に開催されます。

チーム名の由来

各チームは大きく「エンジニアリング」「プロジェクトマネジメント」「エンタープライス」の3つのポートフォリオに加えて、車検、プレゼン、タイムトライアル、決勝トーナメントで評価されます。
エンジニアリングは車をどのようなプロセスで改善したかというR&D(研究開発)やどのような手法を使い車を製造したかといったプロセス面が評価されます。プロジェクトマネジメントは、どのようにこの STEM Racing プロジェクトをスタートさせ、計画し、チームを管理したのかが審査されます。エンタープライスは資金集めをどのように行い、チームの認知度をどのように向上させたかがを中心に、社会貢献活動、SNS運用や環境配慮についてもポートフォリオと各チームに与えられるブースによって評価されます。
車検は、設計図と実機の差を中心に最終的な実車の精度が評価されます。プレゼンは10分間のプレゼンを英語で行い、プレゼンの面白さや大会を通して学んだことが評価されます。
そして、その上で実際にスイッチを押してスタートさせ、タイムを競う決勝トーナメントと、タイムトライアルの順位によって追加点が与えられます。

これらの得点を全て合計して最終順位が決定しますが、各部分で優秀な成績を残したチームにも「環境配慮賞」や「プロジェクトマネジメント賞」といった個別の賞が与えられます。

F1 in Schools Engineer

エンジニアリングは、どのように車を改良したかというR&D(研究開発)面と、どのような方法で車を製造するかというプロセス面で評価されます。プロジェクトマネジメントは、チームがSTEM Racingプロジェクトをどのように開始し、計画し、管理したかで判断されます。エンターテインメントの価格は、チームが資金をどのように調達し、プロジェクトを認知したかに基づいて決定されます。社会貢献活動、ソーシャルネットワーキング、環境への配慮も、ポートフォリオと各チームに与えられたブースに基づいて評価されます。

車両検査は、設計図と実車の違いを中心に、最終的な実車の精度を審査します。プレゼンテーションは、英語で10分間のプレゼンテーションを行い、プレゼンテーションの面白さや競技を通じて学んだことを評価します。
その後、決勝トーナメントが行われ、出場者は実際にスイッチを押して車を始動させ、タイムを競い、タイムトライアルの順位に応じて追加ポイントが与えられます。

F1 in Schools car

これらすべてのスコアを合計して最終順位が決定されますが、競技の各部分で優秀な成績を収めたチームには、サステナビリティ賞やプロジェクト管理賞などの個別の賞も授与されます。

車体について

大会で使用する車体はスマホより少し大きい 85 x 152 x 65 mm の小さな機体です。動力源は全チーム同じCO2カートリッジを使用します。
開発にあたっては、57ページのレギュレーションに沿った車を作りつつ、できる限り軽く、空気抵抗が少ない車を作ることが求められます。しかし、ただ車体とウイングの空気抵抗を減らすだけだとタイヤに多くの空気があたり、結果として大きな空気抵抗が生まれてしまうため、シュミレーションではなく風洞や実機でのテストが求められます。空気抵抗が車の本体の素材は指定されていますが、ウイングや、タイヤの素材は指定されていないため車のパーツにあった素材選定が必要になります。

F1 in Schools rendering

STEM教育とは?

STEM教育は、Science Technology Engineering Mathmatics (科学 技術 工学 数学)の頭文字をとって、いわゆる「理系」科目を実践的に学ぶ教育のことを指します。また、実践的な学びを通して想像力や自分で学ぶ力をつけることを目的としています。

STEMを超える

STEM Racing は、速い車を作ることに重点を置いたSTEM教育プログラムですが、資金調達の方法、環境活動、チームの認知度向上の方法、プロジェクト管理など、STEM以外の問題でもチームが評価されます。チームは、コンテストを通じて、スポンサーの集め方、SNSでのマーケティング方法、新しいチームを作る際のネットワーキングの重要性、起業家精神、夢をあきらめないことの大切さ、お金の管理方法などを学び、広報活動やスポンサー獲得活動を通じて、普段は話せない起業家やCEOの話を聞くことになります。

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